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思いでのマシンを振り返ってみる(BS編)

もう十数年以上前の事。横浜から生まれた育った仙台に転勤で帰ってくる事が出来て、精神的に余裕が出来てきた頃の話です。
高校の頃、学校帰りによく寄っていた自転車屋さんへしばらくぶりに行ってみた。
その頃は主に50ccのバイクを足代わりに使っていたが、久々に行ったその店に飾っていた最新型の自転車が欲しくなった。
さすがにスポーツバイクは数年のブランクがあったので、いきなりロードは無理だと判断し、そのころブームのマウンテンバイクを購入する事にした。世の中にはアルミフレームは浸透しておらずロードと同じ太さのクロモリパイプやハイテンション鋼でロードと同じラグ付きロウ付けフレームが多かった。アラヤ(マディフォックス)やナショナル(今のパナソニック)などのカタログを集め検討。
その店は外国メーカも取り扱っていたが今ほどリーズナブルな価格ではなく、MTB初心者が買うのは国産の品質も良く何かあった時のアフター体制が良さそうなブリジストン製が一番良いように思えた。結局、6万円くらいのモデルをローンで購入した。(勝手に買って帰って妻には怒られた)
購入後は通勤に草レースにと大活躍。このマシンでたった一人で5時間耐久レースにも出場した。(あの頃は体力もあったなあ)
前後リジットフレームのこのマシンで無謀にもダウンヒル(と言っても草レース)に出た時は振動でマシンコントロール不能になり転倒しました。
その頃になるとフロントサス付きやフルサスマシンにも安価なモデルも出てきて一般ユーザでも手の届く価格帯になってきた。
私も次のステップに進むべくマングースVRS1.0を購入する運びとなったが、このBSマシン(正式な車名は忘れてしまった)は私のマウンテンバイクライフの原点となったマシンで今でも実家で大切に保管してあります。
たまに父親が散歩などに乗ってるらしい。

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by garakutado | 2005-02-13 22:47 |