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真夜中に自転車2台修理

昨日の朝、息子から携帯メールが入った。
「自転車の後輪パンクしたみたいだから弟のMTB借りて学校行くよ」
あ~ 家に帰ったらパンク修理か~ と思いながら21時半に帰宅。

家に着いてみると娘の自転車の後輪も回らなくなって、学校からの帰り道をずっと押して帰ってきたと言っていた。

晩飯を食べてTV「電車男」を見終わったのが11時。
重い腰を上げ、玄関の明かりを点けて修理開始である。

まず息子のMTB。確かに後輪の空気が抜けている。
車輪を外して、チューブを取り出し空気を入れてみると、1箇所から”シューー”っと空気が抜けている。明らかにパンクだ。外したタイヤの裏側を指でなぞって行くと内側に1箇所何かが刺さっているのを発見。タイヤの表面を見てみるとガラスの欠片がささっていた。
チューブの穴の開いた周辺半径4cmほどを広範囲にヤスリがけ。パンク修理用の接着剤をこれも広範囲に塗布。パッチを鋏で切り出し、接着剤が半乾き状態になったら貼り付ける。パッチの周囲をキレイに接着し、上からハンマーで軽く叩いて圧着。
タイヤをリムに嵌めてチューブもセットし空気を入れて修理完了。
(言葉で書くと面倒だな)

次に娘の自転車
後輪のスプロケが横方向にガタガタになっている。見た感じ重症である。
シャフト折れてんじゃねぇの?
シマノ・ネクサス3段内装ハブなので、まずフレームから後輪を外す。
泥除けとかスタンド、チェーンなどがあり面倒くさい。
ガタガタの原因が直ぐに判明。なんとベアリングのリテーナーのボールがバラバラになっている。球押さえを外すと、ベアリングのボールが5~6個地面に落ちて転がっていった。
しかもラチェット部分もすっぽり抜けてきて、4個のラチェットの爪のうち、2つが外れている。
このへんはまず油で古いグリスをキレイに洗浄するところから始める。
外れていたラチェットは丁寧に組み付けハブにセット。
多分砕け散ったリテーナーのボールは足らなくなっているので、手持ちのパーツから代用品を探す。
同じサイズのリテーナーなんてあるはずもなく、近いサイズでBBに入っていたバラ球を見つけた。若干外径が多きいものの、数を調整すれば使えそうである。
ボールレース部に新しいグリスを入れバラ球をセット。球押しの調整をしてフレームに組み付けたときに軽く回るようにした。
なんとか組みあがって家の前で試走。
ちょっと抵抗があるようなのでチェーンの張りと球押しの調整を繰り返す。
やっと修理が終わったのが午前1時を過ぎていた。

普通のオヤジはこんな時間にこんなことしないはずだ。
ねむ~い。

by garakutado | 2005-09-16 13:00 | メカ