Acid(その2)

みなさんは自分のバイクの年式ってご存知ですか?
特に中古で手に入れた方やフレーム単体で手に入れて自分で組んだ方。

いったい自分のバイクの素性やどのような経緯でこの世に生まれてきたのか気になりませんか?
オレはすごく気になります。

そこで再生中のAcidに関する情報をイロイロと仕入れてみた。

GIANT Acidが発売されていたのが2004年まで。
昨年(2005)のGIANTのカタログを見ると、Acidは消えていて、後継機STP(KING/STP2/STP3)が登場している。

初代Acidが登場したのは2001年モデルが最初だと記憶する。
そもそもAcidはGIANTのラインナップの中でも珍しく「日本企画・日本設計」の国内専用モデルであった。(もちろん生産は台湾工場である)
「10万円で安心してDHができるバイクを」と言う要望から生まれたマシン。
DHと言ってもハイスピードダウンヒルではなく山道のシングルトラックを下るようなコンセプトである。
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初代フレームの最終(2003年)型ラインナップはAcidDH(写真):139800 Acid 1:109800 Acid 2:64800
注目すべきは3つのモデル全て同型フレームだと言う事。価格差はパーツ構成やグレードの違いだけである。
AcidDHは24インチ×2.7インチ幅タイヤ、130mmストロークのFサスを装備している。
価格的にリアサスが装備できない分、タイヤのエアボリュームでショックを吸収すると言う思想だ。

翌2004年にはフレームを大幅にモデルチェンジして登場する。
a0026445_2123091.gif

写真のAcid DISCは73290円。
Fフォークは100mmストロークのSRサンツアー。 ヘイズのメカDISCを装備しているが、変速機はF:アリビオ/R:アセラとかなりグレードが下がっている。
フレームが大胆にモデルチェンジしたにも関わらず固体としてもグレードがグッと下がった。
リーズナブルになったと言えば聞こえが良いが、GIANT御得意の末期モデルの症状である。

新型フレームまで起こしておいて、わずか一年しか発売されなかった短命モデルである。
2004年後半と言えばDHブームも下火になり、前後サスを装備したフリーライドバイクが脚光を浴びだしたころ。GIANTもマエストロサス付きのフルサスモデルを多数投入しだしたり、世界的に流行するストリート専用で製造コストがかからないSTPシリーズを投入する方針に切り替えた事によりAcidは消滅していった。
個人的にはハイドロフォーミングの生産ラインをフェイス/レイン/トランス用フレームの為に明渡したんだと思うんですが・・・・本当かどうかは定かじゃありません。

中古市場の玉数的にも2004年モデルより2003年以前のほうが多いと言うのはそのせいでだろう。

2004年モデルのAcidフレームの写真をもう一度見て欲しい。
全身GIANTの最新技術ハイドロフォーミング(油圧プレス)のカタマリである。
実際、BBとヘッドチューブ、Fメカ取り付けパイプ以外のパイプは全てハイドロフォーミングである。
当時、こんなにコストがかかったフレームが完成車状態で7万円台で売っていたとは驚きである。

フレームのルーツを調べるって面白いです。
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by garakutado | 2006-08-13 21:42 | メカ | Comments(0)

しょせん人間一人のチカラなんて0.7馬力程度です。


by garakutado
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